マルク・マルケス 1年契約の選択肢があった中で、最終的に2年契約を選択

マルク・マルケスは、ドゥカティとの契約延長にあたり1年契約という選択肢が「テーブルの上にあった」と認めた。今週、2年間の契約延長が正式に発表されたばかりだが、オランダGPが開催されるアッセンで木曜日に行われた取材で、マルケスは1年契約の可能性について率直に語った。また、昨年の右肩負傷と5月に受けた追加手術の影響を「怖かった」と振り返り、右腕の筋力低下が契約判断にも影響したことを明かした。なお、来シーズンはペドロ・アコスタが新たなチームメイトとして加わる。マルケスはこの週末のアッセン戦を、マルコ・ベッツェッキとのポイント差を102点差から40点差まで縮めた状態で迎えている。

マルク・マルケス

「1年契約の選択肢は確かにテーブルの上にありました。ただ、最終的にはプロジェクトにとって2年契約が最善だという結論になりました。」

「ドゥカティは常に自分の第一希望でした。交渉は昨シーズンから始めましたが、一度立ち止まりました。インドネシアGPの後に右肩の状態を確認してから判断したいと伝えたからです。」

「怖かったです。手術をするたびに、ある程度の機能は失われます。5パーセントで済むこともあれば、それ以上失うこともある。右腕については、左側と比べて少しずつ失われていく割合が大きくなっていました。」

「だから、将来のことは待つ必要があると思いました。もし失う割合がさらに大きくなれば、バイクに乗り続けることができなくなるからです。今は、最後の手術を経てシーズン前半は散々でしたが、許容できる水準まで戻ってきたように感じています。このまま走り続け、自分の情熱を楽しんでいきたいです。」

「ただ、ドゥカティは自分が怪我をしていた時も常にサポートしてくれました。その状況で昨年はタイトルを獲得できましたが、自分が怪我をしている時もサポートしてくれる存在というのは心強いですよね。これもあって自分自信を信じることができましたし、決断をすることができました。」

「来年のチームメイトはアコスタですが、彼は最も若い才能です。ドゥカティは素晴らしい選択をしましたね。ただ彼についてはこの先のシーズンエンドで落ち着いて話すこともできるでしょう。今は現在のチームメイトであるペッコのことを最優先に考えたいです。僕自身ペッコのことを本当に尊敬しているんです。」

「今週末も厳しいサバイバルレースになりそうですが、これが自分にとって最後のそういったレースになることを願っています。アッセンはフィジカルが完璧でも苦戦するサーキットです。FP1から状況をみて進めていきたいと思います。」