
2027年のMotoGPは850ccエンジンへの排気量変更、ライドハイトデバイスの禁止、空力規制の強化、タイヤサプライヤーのミシュランからピレリへの変更など、大規模な技術刷新が行われる。それに伴い、ライダー市場でも大きな動きが続いている。フランチェスコ・バニャイアがアプリリアへの移籍を正式に発表したことで、2027年グリッドの全容が徐々に明らかになってきた。
ドゥカティ
ドゥカティはプレシーズン発表会でマルク・マルケスが2年契約の合意に近いことを明かし、ブルノ戦翌火曜日にマルク・マルケスの契約更新が正式発表された。一方、今季限りでチームを離れるフランチェスコ・バニャイアの後任にはペドロ・アコスタが就く。アコスタはブルノテストでKTMが初めて投入した850ccエンジンを試乗しており、ドゥカティ移籍が決まっているにもかかわらずKTMがマシンを提供した形となった。
サテライトでは、VR46にニコロ・ブレガとフェルミン・アルデゲルが揃う見込み。ブレガはスーパーバイクの活動と並行して、2026年からドゥカティのMotoGPテスト契約を結んでいる。さらに、ジョアン・ミルがHRCからグレシーニ・ドゥカティへ移籍するとの見方も出ている。
アプリリア
フランチェスコ・バニャイアが今季限りでドゥカティを離れ、アプリリアへ4年契約で加入することが確定した。チームメイトとなるマルコ・ベッツェッキは、ファクトリーライダーとして最初に2027年契約へ公式サインした選手となった。なお、現アプリリア勢のホルヘ・マルティンはヤマハへの移籍が取り沙汰されている。
KTM
2025年シーズンのランキング2位であるアレックス・マルケスは、2020年のレプソル・ホンダ以来となるファクトリー契約をレッドブルKTMで結ぶ見通しだ。同チームにはファビオ・ディ・ジャンナントニオも加わるとみられている。
ヤマハ
プラマック・ヤマハからMotoGPデビューを果たしたトプラック・ラズガットリオグルに加え、アプリリアからホルヘ・マルティン、小椋藍の移籍が噂されている。
ホンダ
ホンダはLCRに残留するヨハン・ザルコ、2026年からマルチイヤー契約でステップアップしたディオゴ・モレイラに加え、ファビオ・クアルタラロがセパン・シェイクダウンテスト初日にホンダと契約済みとの報道が流れ、関係者を驚かせた。一方、ジョアン・ミルはHRCを離れグレシーニ・ドゥカティへ移るとの見方が出ている。

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。