どうやら右腕の腕上がりでバイクを止めたヨハン・ザルコ。今までヤマハで問題なく走行出来ていたものの、暴れ回るKTMを抑えこむ中で腕が限界を迎えてしまった様子。マシントラブル、さらにマシン特性で体を酷使する形となっているようで、厳しい戦いはまだまだ続きます。腕上がり手術直後のファビオ・クアルタラロが3位を獲得していることもあって、CEOのピエラから厳しいコメントが出てくる予感がします。

ヨハン・ザルコ

「皆にとって厳しいトラックで自分はバイクをコントロールすることが難しくなってしまいました。序盤の10周は他のライダーに追いつき、ちゃんとレーサーようにライバルを追い抜くことが出来たのはポジティブなことでした。バイクをいろいろと改善している中で、良いフィーリングを得たり、改善の可能性を感じています。10周目以降はいくつかミスをしてしまいましたし、これ以上バイクをコントロール下に置くことが難しいと感じたんです。何か酷い事故が起きてしまう前にバイクを止めることにしたんです。」

(Source: KTM)

(Photo courtesy of michelin)