レースウィーク前にテストを実施しているKTMの中で、ヤマハ勢に迫るタイムを記録したポル・エスパルガロ。なお、ポル・エスパルガロ以外にもイケル・レクオーナが総合5番手、ブラッド・ビンダーが8番手、ミゲル・オリヴェイラが10番手と、ヤマハが得意とするミサノでもKTMは高い戦闘力を発揮している。バンプが酷い再舗装後のミサノでも、トレリスフレームの柔軟性が活きているのかもしれない。
イケル・レクオーナのタイムには驚いた
ポル・エスパルガロ
「今朝は最後まで新品タイヤを使用していないので、あまりタイムが出ていないように見えると思います。FP2では皆が新品タイヤを使用したことで、本当の実力が明らかになったと思います。KTMはすでにここでテストをしていますから、タイヤについて理解が進んでいます。最終コーナーでミスをした周回もタイムは良かったですしね。」
「イケル・レクオーナのタイムには驚きました。今日はセッション最後に彼の後ろで走行していたんですが、本当にスムーズにライディングしているんですよ。彼の今日の走行は本当に素晴らしいものでしたね。」
「今まで彼は速く走ろうと焦っていたんではないでしょうか。そのせいで実力を十分に発揮出来なかったのだと思います。彼はMotoGPクラスで戦うために多大な努力をしてきたはずですから、彼のためにも本当に嬉しいですね。
(Source: KTM)
(Photo courtesy of michelin)