ティト・ラバトとチームメイトとして過ごしたヨハン・ザルコは、かつてMoto2時代にタイトル争いをした仲だ。今年限りでMotoGPカテゴリを去るティト・ラバトについて、ヨハン・ザルコはライディングスタイルが合わなかったのではないかと語る。
ティトとタイトル争いをしたことを覚えている
ヨハン・ザルコ
「Moto2時代のティトは本当に強かったですね。彼がタイトルを獲得して、その翌年に彼とタイトル争いをしたのを覚えています。彼がMotoGPクラスで競争力を発揮出来なかったのは残念です。おそらく彼はMotoGPクラスの初年度に競争力があるバイクに乗れなかったんでしょう。彼の初年度に使用したバイクはホンダのサテライトバイクでしたから、自分の仕事が良かったのか良くなかったのかを理解することは難しかったと思います。」
「彼は本当に情熱的な選手でモチベーションに溢れています。ただMotoGPクラスにおいては、彼のライディングスタイルはあまり合わなかったんでしょう。MotoGPバイクはバイクに慣れるための時間をあまり取れませんから、バイクに素早く適合することが出来なければ、苦戦が続いてしまうんです。そういう状況が長年続いていたんでしょうね。」
(Source: esponsorama)
(Photo courtesy of michelin)