レッドブル・KTM・ファクトリーレーシングのトビー・プライスはステージ3で優勝。これで今大会での優勝回数を2回とした。ステージ3はトータルで629km、今大会初のルーピングステージで行われた。スペシャルの最初の最初のステージはソフトな砂丘ステージとなり、その後高速のサンドセクションとなった。

トビー・プライスはこの日は29番手スタート、多くの選手を追い抜いて着実に順位をアップ。キャリア13回目のダカールのステージ優勝を飾っている。今回の優勝で総合順位を4位としており、首位との差は2分以内だ。

優勝争いは最終ステージまでもつれ込む

トビー・プライス/ゼッケン3(ステージ2:1位/総合:4位)

「今日はすべてが順調でした。転倒もなくバイクも常に快適でしたね。良いリズムで走行が出来たと思いますし、再びステージ優勝が出来ました。しかし現状のレースについてはヨーヨーのようで、優勝して次のステージでトップからスタートすると難しい状況になります。そしてそのまた翌日に後方からプッシュをしなければならなくなります。」

「どこかナビゲーションが難しくないステージでこういう状況を打破できればと思いますけどね。そうすればそのステージ以降はリードを広げることが出来るはずです。現在までは毎日のレースの順位が非常に重要です。ライバルも順調に走行しており、彼らのバイクにもトラブルは有りませんからね。優勝争いは最終ステージまでもつれ込むと思います。」

(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)