狙うは3年連続での二輪車部門の総合優勝
ホンダは2022年1月2日よりサウジアラビアで開催される、ダカールラリーにHRCのワークスチーム「モンスター・エナジー・ホンダ・チーム（Monster Energy Honda Team）」で参戦し、3年連続での二輪車部門の総合優勝を目指して戦う。
ホンダは昨年優勝したケビン・ベナビデスを欠いた形となるが、昨年総合2位だったリッキー・ブラベック、ホセ・イグナシオ・コルネホ、ジョアン・バレーダはそのままに、新たにパブロ・キンタニラが加入している。
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リッキー・ブラベック
「2021年はあと少しのところで勝てたと思いますが、大きなハプニングが2回あったため、最後までリカバリーできませんでした。2022年に向けて今年は、どこからトレーニングを始めたらいいかわかっていますし、どこに向かうのかもわかっています。」
「トレーニングの結果が楽しみです。無論、すべてのホンダライダーのゴールはダカールです。今回のチームは4名とも実力も強さも自信もあります。自分が優勝したいのですが、もちろん他のチームメイトも勝とうするわけです。1台のホンダだけでなく、2台や3台が優勝、一人でも多く表彰台に立てれば、チームとしての努力であり勝利です。我々の目的は、再びダカールで総合優勝することです。」
パブロ・キンタニラ
「チームの一員となれたことが大変嬉しいですし、前回のダカールで優勝したチームの一員となれたことは、大変な光栄です。長年の目的が達成できた思いです。チームの雰囲気は最高です。ライダー同士や、メカニックや他のスタッフの方との関係も素晴らしく、一員となれて嬉しく思います。」
「目標はもちろん総合優勝です。しかし大事なのは、勝てるためのスキルやペースを上げることです。大きなチームが後ろ盾になっていることは、自分にとって非常に重要なことで、レースに向けて自分で準備できることもありますが、正しいチームやスタッフやバイクも必須ですからね。優勝するために準備して、いつものようにベストを尽くします。毎日、毎ステージで全力を尽くしていきます。優勝という夢が叶うことを祈っています。」
ホセ・イグナシオ・コルネホ
「プライベートチームで参加した時が本当の意味でのプレッシャーでした。プロになるために苦労しましたが、HRCのプロライダーになった今、楽しいですね。世界で一番重要なレース、ダカールで優勝を目指しますが全くプレッシャーは感じていません。」
「今年はもっと多くのレースがあるかと思いましたが、パンデミックのせいでキャンセルされたり延期されたりと、通常の一年ではありませんでした。でも去年よりは良い状況でしたね。テストもトレーニングもできて、チームの一員として何回かレースにも出場できました。去年はダカール前には1回しかレースができませんでしたから。今年は間違いなく、去年よりいい一年でしたね。」
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ジョアン・バレーダ
「今年もシーズン通してベストを尽くしました。まずはアンダルシアでいい結果が出せました。自分の地元で行われるスペイン・バハにも参戦でき、いい結果もスピードも出せました。いいトレーニングがたくさんできましたと思います。」
「今年は、ダカールの2週間目で特に力を入れました。他のレースと違って、ダカールは長いラリーです。いい準備ができたと思います。みんな、健康面・メンタル面にも気を使ってます。細かい課題もクリアしようとしていますが、いいバイクといいチームもあるので、間違いなくいい結果が出せると思います。」
（Source: HRC）
（Photo courtesy of HRC）