アルゼンチンGPでポールポジションを獲得したのはアプリリアのアレイシ・エスパルガロだった。アプリリア、とアレイシ・エスパルガロにとっては、共に戦ってきた5年間で初のポールポジションとなった。レースペースも悪くないことから、決勝でもトップ争いが期待出来る。
チームメイトのマーべリック・ビニャーレスもスピードを増しており、アプリリアの戦闘力が徐々に高まってきていることは間違いないと言えるだろう。2位は惜しくもポールポジションを逃したホルヘ・マルティン、3位は24時間前にはバイクが届いていなかったルカ・マリーニとなった。
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4位はポル・エスパルガロ、5位マーべリック・ビニャーレス、6位ファビオ・クアルタラロ、7位アレックス・リンス、8位ジョアン・ミル、9位ヨハン・ザルコ、10位中上 貴晶となった。11位ジャック・ミラー、12位はブラッド・ビンダーだ。
アルゼンチンGP Q2結果
順位 | ライダー名 | タイム | 最高速度(km/h) |
1位 | アレイシ・エスパルガロ | 1’37.688 | 334.4km/h |
2位 | ホルヘ・マルティン | 1’37.839 | 334.4km/h |
3位 | ルカ・マリーニ | 1’38.119 | 330.9km/h |
4位 | ポル・エスパルガロ | 1’38.165 | 333.6km/h |
5位 | マーべリック・ビニャーレス | 1’38.196 | 337.1km/h |
6位 | ファビオ・クアルタラロ | 1’38.281 | 332.7km/h |
7位 | アレックス・リンス | 1’38.455 | 337.1km/h |
8位 | ジョアン・ミル | 1’38.516 | 336.2km/h |
9位 | ヨハン・ザルコ | 1’38.537 | 336.2km/h |
10位 | 中上 貴晶 | 1’38.576 | 333.6km/h |
11位 | ジャック・ミラー | 1’38.584 | 337.1km/h |
12位 | ブラッド・ビンダー | 1’38.932 | 334.4km/h |
ポールポジション アレイシ・エスパルガロ
「最高に嬉しいですね。チームはこの5年間賢明に作業をしてきました。GP22は今までで最速のバイクで、毎日スピードを増しています。マーべリックも改善してきていますし、このバイクは世界で最も速いバイクになってきています。ペースも強力ですしレースも楽しみです。」
2位 ホルヘ・マルティン
「ポールを獲得出来ると思っていましたが、アレイシ・エスパルガロがさらにタイムを縮めてくるとは思っていませんでした。いずれにしても彼の初ポールですから素晴らしいことですね。昨年よりも自分の状態は良いですしバイクも仕上がっています。自信がありますね。」
3位 ルカ・マリーニ
「1列目獲得はチームの皆のおかげです。通常は2日かかる作業を8時間で終えてくれたチーム、Ducatiのおかげです。今シーズンはGP22で少し問題を抱えての開幕でしたけど、短い期間でフィックスすることが出来ています。これからのレースに期待が持てますね。」