ファビオ・クアルタラロはDucati有利なレッドブルリンクにおいて、鬼神の如き走りを見せて2位を獲得。もはやどのトラックにおいてもDucatiと戦える状態にあることを見せつけた。チャンピオンシップにおいてはライバルであるアレイシ・エスパルガロを抑えたことが大きく、次回は彼が得意とするサンマリノGPだけに、ここから一気にチャンピオンシップリードをさらに拡大したいところだ。[adchord]

シケインがあったことで助かった面はある

ファビオ・クアルタラロ

「最高のレースでした。スタート、そして序盤にいいペースで走行出来なかったのが悔やまれます。フロントを温めるには少し時間がかかったんです。その後はオーバーテイクに時間がかかってしまいました。しかしかなりアグレッシブに走って、ミスをセーブしながらの走行でした。」

「ジャックへのオーバーテイクは彼のブレーキングが通常より少し早く、自分が遅かったこともありますし、シケインは新しい箇所ですから、彼はあそこでオーバーテイクされるとは思っていないと考え、抜きにかかりました。FP2の後はDucatiに挟まれている状況でしたし、その中でこういう結果を残すことが出来たのは嬉しいですね。」

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「今回はチャンピオンシップ争いのライバルであるペッコ、アレイシより前に完走する必要がありました。次回は自分もケーシーに助言を求めてみようと思います(笑)シケインに到達する時には4速で引っ張る形なんですが、Ducatiは4速以降のスピードがヤマハを上回っています。」

「ですから今回シケインがあったことで助かっていたとは思います。あと2周あればみたいなことは良く言われますが、誰にとってもレース距離は同じです。今回はトップに追いつくのが遅すぎました。あと2周あれば優勝出来たいたかはわかりません。」

(Photo courtesy of michelin)