フロントの苦戦続くも改善に意欲
フランチェスコ・バニャイアは、朝から苦戦を強いられた一日を振り返った。他のライダーのスピードに対し劣勢を感じつつも予選で4位を確保。しかしレース中はフロントタイヤのフィーリング悪化により苦戦を強いられ、ターン7では複数ポジションを落とす場面も。チームと共に改善を模索しながらも解決には至っておらず、明朝にはさらなる変更を試す予定だ。ロングレースではミディアムリアタイヤでの走行を通じて、アンダーステア問題の緩和に期待を寄せている。
フランチェスコ・バニャイア
「今朝から苦戦しており、他のライダーのほうがスピードがあったので、今日はタフな1日になると思っていました。全力を尽くして予選で4位でしたが、レースの中では苦戦しました。他のライダーの後方だとフロントタイヤのフィーリングが悪化してしまい、その位置を維持しようとしながらもワイドになったりと問題が出てしまったんです。ターン7では4つ以上ポジションを落としてしまいました。未だにフロントにフィーリングが得られないんです。」
「チームと共に改善を進めていますが難しいですね。少しの変化が大きな違いを生み出すと思っているんですが、今はそれを探している状態です。いろいろなことを試していますが、結果が得られていません。マルクは非常に高い戦闘力を得ていますが、自分の場合はあらゆるコーナーでフロントがロックしてアンダーステアに悩んでいる状況なんです。明日の朝は異なる内容を試してフロントフィーリングの改善を探ります。これが何よりも大きな問題です。ロングレースはミディアムリアでタイヤをコントロールしていく形で、フロントをあまりプッシュしない方向になりますから、アンダーステアの問題が少なくなる可能性がありますので、そこに期待しています。」
（Photo courtesy of michelin）