マルケス、ユーズドタイヤでの手応えを強調
ドイツGPでのフリープラクティスを終えたマルク・マルケスは、タイムアタックに関して現在のマシンセッティングが最適とは言えないと認めつつも、ユーズドタイヤでの安定した走行に手応えを感じていた。Q2進出というターゲットをクリアし、レースディスタンスを意識した周回重視のアプローチも順調に遂行。日曜のドライコンディションを見据えながら、チャンピオンシップを争う弟アレックスの速さに対しても冷静に対処する構えを見せている。

タイムアタックへの課題とレース戦略
「今日はタイムアタックを1回しか行っておらず、タイヤをしっかり理解して比較することを重視していました。明日の天候次第ですが、ドライで再び走行出来るのは日曜になるかもしれませんからね。天候はおそらくそうなりそうですし。ターゲットとして設定していたQ2出場は満たしていますし、もう1つのターゲットである周回をこなすという内容も達成出来ています。」
セッティングとロングランの手応え
「タイムアタックは現時点で自分の今週末の弱点かもしれません。もちろん1回しか行っていないことは事実ですが、現時点のセッティングはタイムアタックにはベストとは言えない状況だと思います。しかしタイムアタックはせいぜい2周ですが、レースディスタンスは28周かそこらですよね。そういった意味でもユーズドタイヤで快適に走行していることは大きいです。ソフト、ミディアムリアで快適に走行出来ているのはいいことです。」
アレックスとの比較と不確定な天候への対応
「チャンピオンシップではアレックスが引き続き脅威ですから、彼のほうが良いタイムで走行していることに関してコントロールしていきたいです。明日の天候は読めませんね。良いフィーリングを雨で感じることもありますし、そうでないこともありますから、実際に走行して確認したいですね。」
