アプリリア・レーシングは、現MotoGP世界王者のホルヘ・マルティンが、7月9日にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催されるプライベートテストでRS-GP25を走らせると発表した。
カタールGPでのクラッシュ以降、バルセロナ・カタルーニャ・サーキットでの走行を経てバイクに復帰したマルティンは、その結果を踏まえ、ついにMotoGPマシンに再び跨ることになる。今回のテストは、グランプリ復帰に向けた重要なステップとなる。

カタールGPでの転倒により右側胸郭の肋骨を打撲し、気胸も併発したマルティンは、6月30日に行われた最新のメディカルチェックで回復状況が良好と診断された。その診断結果を受け、アプリリアはさらに2週間の治癒期間が必要だと判断していた。そしてその検査から9日後、マルティンは再びMotoGPマシンに挑む。
この復帰が、チェコGPでのレース復帰につながるのかはまだ不明だが、少なくともドイツGPを前にマシンに乗る姿を見られるのは朗報であり、復帰が着実に近づいていることを意味する。
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