クアルタラロ、激戦の中で粘りの5位フィニッシュ
クアルタラロは予選3番手からスタート。1周目ではマルコ・ベツェッキやペドロ・アコスタの攻撃を退け、ポジションをキープ。しかし、2周目にアコスタに先行され、続いてベツェッキとの接触も経験しながら耐え続けた。さらにエネア・バスティアニーニとのバトルにも応戦し最後まで粘りの走行を見せた。残り2周で再びベツェッキに先行を許し、4位争いには加われなかったが、トップから2.292秒差の5位でチェッカーを受けた。

スプリントでの手応えと課題を語るクアルタラロ
「スプリントレースには満足しています。周りに多くのライバルがいて、今日は自分たちのパッケージと比較する良い機会になりました。ベツェッキのバイクの音が聞こえたし、リアを当てられたときにはタイヤの感触も伝わってきました。お互いに危ない状況でした。今回のスプリントではミディアムタイヤのグリップに少し苦戦しましたが、ベツェッキはソフトリアを使っていたので、データとタイヤの温度を見て明日に向けて調整します。決勝レースにはオープンな気持ちで臨みます。」