バニャイア、15番手スタートから13位でスプリントを完走

フランチェスコ・バニャイアは、予選15番手スタートから13位でスプリントを終えた。厳しい位置からの巻き返しとなったが、大胆なマシンセットアップ変更により今後に向けた可能性を見出した。

セットアップ変更でブレーキング性能向上も課題残す

「15番グリッドからのスタートでは、巻き返すのが難しくなるのは分かっていました。今年のスプリントでは特にそれが難しくなっていると感じています。最終的に、バイクのセットアップに大きな変更を加えることを選びましたが、良いスタート地点になると思います。最初の2〜3周は変更に慣れるのに時間がかかりましたが、その後はブレーキングをかなり強くかけられるようになり、大きな助けになりました。その一方で、他の部分では苦戦することにもなりました。明日のウォームアップでは、さらにこの方向で一歩前進できるようにします。決勝は長くて厳しいレースになるでしょう。困難な時期が続いていますが、自分たちのポテンシャルの高さは分かっているので、信じ続けなければいけません。」