カタルーニャGP　FP1でペドロ・アコスタがトップタイムを記録　MotoGP2025

ペドロ・アコスタ（レッドブルKTMファクトリー・レーシング）が、バルセロナでのフリープラクティス1回目（FP1）をトップタイムで制し、カタルニアGPの好スタートを切った。終盤に立て続けにベストラップを更新し、最終的に1分38秒979を記録。KTM勢は全車がトップ10入りし、アコスタだけでなく、KTM陣営全体が笑顔に包まれた。アコスタはここ数戦で好調を維持しており、その流れをそのままFP1でも発揮。予想どおりの力強い滑り出しを見せた。

セッション終盤に順位を上げたのはヨハン・ザルコ（CASTROLホンダLCR）で2番手に浮上。マルク・マルケス（ドゥカティ・レノボ・チーム）は長らくトップを守っていたが最終的に3番手となり、上位3名に3メーカーが並ぶ結果となった。4番手にはマーベリック・ビニャーレス（レッドブルKTMテック3）が入り、久々の上位復帰。5番手にはアレックス・マルケス（BK8グレシーニ・レーシングMotoGP）が続いた。

ホンダ勢はFP1終盤に勢いを見せ、ルカ・マリーニ（ホンダHRC CASTROL）が6番手に浮上。7番手にはKTM3台目となるブラッド・ビンダー（レッドブルKTMファクトリー・レーシング）が続いた。アプリリア最上位はマルコ・ベッツェッキ（アプリリア・レーシング）で8番手。ワイルドカード参戦のアレイシ・エスパルガロ（ホンダHRCテストチーム）を抑えた。トップ10を締めくくったのは、KTM4台目となるエネア・バスティアニーニ（レッドブルKTMテック3）だった。

カタルーニャGP　FP1結果