ミル、今季の成長を証明するバレンシアGPへ意欲
ポルトガルGPでのダブルリタイアは痛手だったが、それでもジョアン・ミルは昨季の約4倍のポイントを獲得し、2度の表彰台にも立っている。直近数戦では確かなスピードを見せており、今回のバレンシアで自身とRC213Vのポテンシャルを存分に発揮する覚悟だ。2023年は欠場、2024年はレース自体が中止されたため、ミルにとっては今回が初めてのバレンシアGP参戦となる。

最終戦への決意と来季への展望
「今週末の目標は、可能な限り最大限の成果を得ることです。スピードは確実に上がってきていますし、バレンシアでも競争力を発揮できると信じています。とはいえ、全ライダーが最高の形でシーズンを終えようと全力で来るはずなので、非常に接戦になるでしょう。もちろん、終わりがあれば始まりもあります。日曜に2025年が終わって、もう火曜から2026年が始まります。今年は進歩の年であり、モチベーションも取り戻せました。この流れを最終戦から来年にしっかりとつなげていきたいです。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。