最終戦での5位入賞に複雑な心境
シーズン最終戦のバレンシアGPで5位に入り、有終の美を飾ったフェルミン・アルデゲル。しかしその裏には、最終コーナーで同じチームのライダーを抜いてのフィニッシュという葛藤があった。勝負の世界において仕方のない選択ではあったが、彼の中に残るのは複雑な感情。それでもグレシーニとドゥカティへの感謝を忘れず、彼の視線はすでに2026年シーズンへと向いている。

2026年を見据えている
「シーズンをいい結果で終えるのはいつだって大事なことです。最後のコーナーでチームメイトを抜くのは正直あまり気持ちのいいことではありませんが、相手が別のライダーだったら良かったです。グレシーニとドゥカティには、信じられないほどスムーズなシーズンを経験できて感謝しています。今はもう2026年に向けて考えています。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。