チャントラとジョナサン・レイ 伝統のアッセンへ ホンダHRCは開発と成長を継続 スーパーバイク世界選手権

ホンダHRCは2026年FIMスーパーバイク世界選手権第3戦に向け、オランダのTTサーキット・アッセンに到着した。負傷離脱中のジェイク・ディクソンに代わり、テストライダーのジョナサン・レイが前戦に続き代役参戦し、ソムキアット・チャントラとともに週末を戦う。

第2戦ポルティマオでは、チャントラがWorldSBKデビューを果たし、着実な進歩を見せながらレース2で初ポイントを獲得。一方、開発を主目的とするレイも日曜に12位でフィニッシュし、マシン理解を深めた。

ポルトガルの安定した好天とは対照的に、アッセンでは変わりやすい天候が予想される。全長4.542km、18コーナーを持つ同サーキットは「スピードの大聖堂」として知られ、高速かつ流れるようなレイアウトが特徴だ。

チャントラにとっては好相性のコースであり、2024年にはMoto2でトップ5入り、2025年にはMotoGPで初ポイントを獲得している。一方、6度のWorldSBK王者レイはこの地で通算17勝を誇る圧倒的な実績を持つ。

チームは第3戦に向けて、チャントラの継続的な成長と、CBR1000RR-Rの開発推進を両軸に据えて臨む。

ソムキアット・チャントラ

「ポルトガルでは初ポイントを獲得できましたが、それ以上に週末を通して段階的に改善できたことが大きな収穫でした。とてもポジティブな内容だったと思います。次はアッセンですが、これまで良い結果を残してきた好きなサーキットですし、ポルティマオとは異なるフラットな特性のコースなので、CBR1000RR-Rがどのように機能するか興味があります。これまでと同じアプローチで取り組み、セッションごとに理解を深めながら前進し続けることが目標です」

ジョナサン・レイ

「今回もジェイクの代役として参戦しますが、まずは彼の早期回復を願っています。チームをサポートし、CBR1000RR-Rの開発に貢献できることを嬉しく思います。ポルティマオで実際にレースを経験したことで、バイクへの理解も深まり、ベースセットアップと方向性を持って臨めます。アッセンは非常によく知るサーキットで、これまで多くの勝利と表彰台を獲得してきました。独特なコースであり、この時期は天候も不安定なので状況は読めませんが、ファンの雰囲気も素晴らしく、再び走るのが楽しみです。さらに多くのデータを収集し、前戦より競争力を高めていきたいと考えています」