雨の練習走行では、FP1からFP3の総合タイムでヤマハファクトリーライダーのビニャーレス選手に続く15位となり、そのスピードと存分を見せつけた野左根選手。FP4で転倒したことで右手を骨折、骨折したまま決勝レースにも出場する意地を見せましたが残念ながら転倒。しかしそのスピードと闘志は、日本、そして世界のファンにしっかりと記憶されたでしょう。今後の日本GPでのスポット参戦にも期待が高まります。
野左根航汰
「ウォームアップの後に麻酔を腕にかけてレースをすることにしました。トラックコンディションは朝と比べて極めて悪い状態でした。もし怪我がなければ、もっと良いレースが出来たでしょう。しかし実際のところは極めて早い段階で転倒してしまいました。自分にフラストレーションを感じていますし、ヤマハとチーム全体に申し訳ない気持ちです。しかしこの3日間は夢のような体験で、ヤマハとエルヴェに自分を信頼してくれた事を感謝したいと思います。」
(Photo courtesy of michelin)
<テック3ヤマハ プレスリリース>