ドイツGP プラクティス マルク・マルケスがトップ バニャイアはQ1行きに

MotoGP第10戦ドイツGPのフリープラクティスがザクセンリンクで行われ、マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が1分19秒394を記録してトップに立った。2番手にはラウル・フェルナンデス(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)、3番手にはファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ペルタミナ・エンデューロ・VR46レーシングチーム)が続いた。一方フランチェスコ・バニャイアはトップ10入りを果たせず、Q1からの出走を強いられることとなった。

序盤:ベッツェッキが先行、マルケス兄弟が続く

セッション序盤はマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)がトップに立ち、ザクセンリンクを得意とするマルク・マルケス、そして弟のアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が続く展開となった。セッションが進む中、フランコ・モルビデッリ(ペルタミナ・エンデューロ・VR46レーシングチーム)がターン7でレーシングラインを塞ぐ形で失速し、ペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)の走行を妨害するインシデントが発生した。

残り30分:トップ10が流動的に変化

セッション後半に入ると、トップ10内で順位の入れ替わりが相次いだ。ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が9番手に浮上し、続いてカル・クラッチロー(キャストロール・ホンダLCR)が好タイムを刻んで10番手に入った。しかしブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がすぐにクラッチローを押しのけて10番手を奪取。ディ・ジャンナントニオ、エネア・バスティアニーニ(レッドブルKTM テック3)、ホンダHRCキャストロールのルカ・マリーニとジョアン・ミルもタイムを更新してトップ10に食い込み、アコスタとフランチェスコ・バニャイアは暫定Q2圏外に押し出された。

残り15分:1分19秒台突入、マルケスとミラーが並ぶ

残り15分を切ると各ライダーが一斉にタイムアタックに入り、この日初の1分19秒台が記録された。マルク・マルケスが積極的にアタックを重ねる中、ジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)がまったく同一のタイムをマークして並んだ。その後、ディ・ジャンナントニオが1分19秒674を叩き出し、アレックス・マルケスがその直後に続いた。残り5分での最終アタックに向け、上位争いは白熱した。

最終結果:マルケスがトップ、バニャイアはQ1へ

一度トップを明け渡したマルク・マルケスだったが、すぐさま1分19秒394を記録して首位を奪い返した。フェルナンデスも好タイムを出して2番手を確保し、ディ・ジャンナントニオが3番手に続いた。アレックス・マルケスは4番手を守り、ミラーはヤマハとともに5番手に入り直接Q2進出を決めた。ミラーから0.065秒差の6番手には、前戦オランダGP勝者の小椋 藍(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)が入った。7番手以降はベッツェッキ、ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)、アコスタ、モルビデッリがトップ10を締めくくった。

セッション終盤にはバスティアニーニが転倒を喫したが、Q2への出走権は維持された。フランチェスコ・バニャイアはフリープラクティスでトップ10に入ることができず、Q1からの出走が確定した。クアルタラロ、マリーニ、ミルもQ1に回ることとなった。11番手から21番手までのタイム差は1秒余りと僅差であり、Q2進出の2枠をめぐる争いは熾烈なものになりそうだ。