最後までスリックを履くかどうか迷っていたというザルコ選手はレインタイヤで3番手を獲得。レースにおいても1周目から逃げ切るという作戦を有言実行出来る位置を獲得しました。
サイモン・クラファー
「ヨハン、明日のレースに向けてフロントローを獲得しました。素晴らしい走りでしたが、予想していましたか?」
ヨハン・ザルコ
「嬉しいですね。このコンディションの中でバイクを上手く操ることが出来ました。最後はかなり怖い走行でした。数名がスリックで走っていてレインタイヤの選手もいました。自分はまだスリックには早いかと思っていたんですが、スリックを履いたほうがいいかもしれないというのはずっと考えていました。ジャックがタイヤを交換するのが見えていたんですが、その時のラップを追えるか、ピット・インするかを選択する必要があって、自分は”レインタイヤでプッシュを続けよう”と判断しました。」
「ですが最終的にはミラーの選択が正しかったですね。自分も同じように走行出来たかどうかはわかりません。でも彼の走りは素晴らしかったですよ。金曜は難しい形でしたが、今日はドライセッションがありませんでした。明日どうなるかですが、ドライで1日、ウェットで1日走行しましたから準備は出来ています。(1列目なので)また良い形でレースをスタート出来るでしょう。」
(Photo courtesy of michelin)