序盤にほぼすべてのコーナーで転倒しそうになったと語るビニャーレスですが、10周目以降はトップ選手達と同じペースで走行出来たとのこと。本当なのか?ということでグラフを作成してみましたが、確かに10周目以降はビニャーレスは上位3選手よりもタイムの落ち込みが低いことがわかります。また後半に温存していたというロッシのペースが後半にかなり速くなっていることも見て取れます。ビニャーレスの場合、やはり課題はレース前半のペースということでしょう。

マーべリック・ビニャーレス

「FP4の後に望んでいたようなレースでは全くありませんでした。ウォームアップではレースよりもバイクから異なるフィーリングが感じられました。レースでは1周目からほぼ全てのコーナーでフロントから転倒しそうになりました。10周目以降は最速で走っていた選手のタイムとほぼ同じだったにも関わらず、本当に残念な結果です。最終的にフロントタイヤがボロボロになってしまい、表彰台を獲得出来ませんでした。ただいつもどおりベストを尽くしました。」

(Source: yamaha racing)
(Photo courtesy of michelin)