Ducatiのスーパースポーツに関する北米におけるリコール情報です。最悪の場合出火する恐れがあるというリコール内容ですが、日本市場における発表はこれからと思われます。

北米Ducatiは2017年から2018年モデルのDucatiスーパースポーツ、スーパースポーツSのリコールを発表した。Ducatiによると、エアボックスのブローバイ、タンクオーバーフィルホースがエキゾーストマニホールドにあまりにも近い位置にマウントされている可能性があり、ホースが溶け、出火するリスクがあるという。このリコールの対象数は1,462台。(※北米市場で)

過去3ヶ月にDucatiはこの内容に関して、アメリカなど3カ国から合計して3件の出火報告を受けている。Ducatiは3月の報告以降すぐさまに調査を開始、6月5日にDucati内部の安全委員会が世界規模のリコールキャンペーンの実施を決定した。実際に出火すると、アイドリング程度のスピードにおいてライダーは煙を視認、ゴムが焼ける匂いを車体左下部のフェアリングから感じることが出来るという。

Ducatiは対象となるオーナーに連絡を行い、ディーラーはホースの取り回しを確認、必要があれば取り回しを無料で変更する。なお、このリコールは8月11日から開始される予定だ。

<Ducati プレスリリース>

(Photo courtesy of Ducati)