イギリスGPの練習走行で足を負傷したティト・ラバトは、Dexeusクリニックでプレスカンファレンスを開き現在の回復状況などを報告しました。足の骨折、手術に伴う痛みによって、2時間以上続けて睡眠が取れず、バイクにいつ復帰出来るかどうかは未定とのこと。足の骨折もそうですが、長丁場のレースを走る上で気胸も患っているのは大きな痛手です。
ティト・ラバト
「痛みはかなりありますけど、気分はだいぶ良いですね。今は次の手術に向けて準備が出来ていますし、そのエネルギーもあります。手術の翌日は酷い痛みでした。24時間痛みが続いて、寝ようとしても1分ごとに体の位置を変えなければならなかったんです。血もだいぶ失いましたからね。病院は素晴らしい治療を施してくれました。」
「それでも2時間以上は続けて寝ることが出来ません。睡眠の質も徐々に良くなっていくと思います。今は自宅療養ではなく病院にとどまったほうが良いと言われていますが、ここのほうが回復に必要な設備もすべて揃っていますし、ドクターも手術を受ける上で助けになってくれますし、24時間体制で手術に向けて準備が出来ていますしね。今週末にバイクに乗れるかわかりませんが、ドクターの言う通りにします。体が第一ですから。いずれにしても出来るだけ早くバイクに乗れることを願っています。」
(Photo courtesy of michelin)