スタート位置が後ろだったことで苦戦したと語るイアンノーネはブレーキングでのミスなどもあり、8位に終わりました。シーズン前半はもう少し良い位置でバトルが出来ていましたが、後半戦からはホンダ、Ducatiに完全に置いて行かれている感があります。同じバイクに乗る若手のリンスに負けないレースを展開して欲しいものです。

アンドレア・イアンノーネ

「まず何よりもグリッドの後ろからのスタートとなると難しいレースになってしまいます。特にブレーキングポイントでのオーバーテイクが難しかったですね。最終的にはペトルッチ、モルビデッリを抜くことが出来て、バレンティーノ、ペドロサ、ビニャーレスに接近出来ました。ただターン10でミスをしたことで、1.5秒ほど失ってしまったんです。レース全体で110%でプッシュしたこともあって残り3周でタイヤが完全に終わってしまったんです。バイクが動き回りスピンが多くなってしまいました。全体的にプッシュして全力を尽くしたのでレースには満足しています。8位というのは目標からは少し遠い順位ですが、そこまで悪くはなかったでしょう。アラゴンは自分に合っているトラックです。良い思い出もありますし、良いレースが出来るといいですね。」

(Source: suzuki-racing)

(Photo courtesy of michelin)