スズキの新型「KATANA(カタナ)」がインターモトにおいて発表されました。デザインはイタリア人デザイナー、ロドルフォ・フラスコーリによるデザインです。ティザー映像から当サイトで予想していたように、GSX-S1000をベースとしたバイクとなります。

おそらくGSX-S1000と同様と思われる999ccのエンジンは優れた低中速トルクを発揮し、同時に素晴らしいピークパワーを誇ります。電子制御としてはトラクションコントロール、イージースタート、ローRPMアシストなどを搭載。ツインスパーのアルミフレーム、アルミスイングアームは、GSX-S1000のそれと酷似しています。

サスペンションはKYBで、フロントにブレンボのモノブロック4ピストンキャリーパー、310mmフローティングディスクを搭載、ボッシュ製ABSを装備しています。スイングアームから伸びるリアフェンダーによって、引き締まったテールデザインを作り上げています。フルLCDインストゥルメンタルパネルを採用し、メタリックミスティックシルバーのカラーリング、タンクには刀の文字、ロゴを入れ、1981年のオリジナル刀と同様のあしらいとなります。

最高出力は10,000回転で150馬力と十分なパワーを発生、最大トルクは9,500回転で79.6lbf·ftを発生、エンジンは12.2:1の圧縮比で排ガスはEuro4をクリア、キャタライザー手前にはバタフライバルブが設けられ、回転によって背圧をコントロールします。車重は装備重量で215kgとなります。


(Source: Suzuki)

(Photo courtesy of Suzuki)