足首の骨折が完治しない中アルゼンチンGPに挑んだリンス選手は、予選でグリッド最後尾となりました。無理して転倒、足首をさらに悪化させるよりは、経験を積むと割り切ってレースに挑むのが確かに良いかもしれません。
予選23位 アレックス・リンス
「今日は自分の体調とトラックコンディションのせいもあって、複雑なQ1でした。FP4では良い感触で気楽に走れたんですが、ウェットコンディションでバイクから良い感触を得るための作業というのは今回が初めてでした。ただQ1ではバイクから快適なフィーリングを得ることが出来ず、以前のセッションからタイムを改善することが全く出来ませんでした。加速でかなり失っていましたし、自分の体調も助けにはなりませんでした。明日のレースでは学習をしたいと思っています。新しいカテゴリーで最も経験を得ることが出来るのはレースですからね。」