レース1では素晴らしいペースで快走を続けたリンスに、このまま初優勝を遂げるのか?と期待したスズキファンも多かったわけですが、レース2では残念ながらわずかに失速。ドヴィツィオーゾに優勝を許してしまいました。しかし、このままのペースで成長を続ければ、間違いなく来年は優勝する姿を見ることが出来るでしょう。
アレックス・リンス
「レース1では3周目くらいでドヴィツィオーゾに対して4秒差というピットボードを見て信じられませんでした。その後激しい雨が降り出してからはかなりのリスクを負って走っていたと思います。その後アンドレアとバレンティーノに抜かれてしまい、アンドレアが手を上げて、自分もターン2で同様に手を挙げたんです。あの状況でバイクに乗るのは難しい状況でした。」
「レース2ではミディアム/ソフトという組み合わせでスタートし、チャンピオンシップでザルコと5位争いをいていたのもあってレース序盤から飛ばしていこうと思っていました。昨日の時点ではザルコのほうが速かったんですけど、結果的にはアンドレアとバレンティーノのほうが自分よりも速かったですね。」
「シーズン後半は本当に素晴らしいレースをしたと思います。既に日本ではシルヴァンがよりパワフルな新しいエンジン、新しいシャーシをテストしていますしね。来年に向けて集中していきたいですね。」
「まだ来年に関して具体的に目標を考えるのは早すぎます。まずはスズキで初となるMotoGP優勝を遂げたいと思っています。スズキも自分も皆がタイトルを獲得するために尽くしていますが、まだまだプッシュが必要です。ただ良い方向性にあると思っています。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of michelin)