マーべリック・ビニャーレスは来年から新しいクルー・チーフのエステバン・ガルシアを迎えます。今までは来年からフランコ・モルビデッリのクルー・チーフとなるフォルカダとの不仲、方針の不一致が伝えられていましたので、ゼッケンも新しくなり、新しい気分と環境で良いシーズンが期待できます。

エンジンの方向性に関してはほぼ決まったようですが、懸念としてはこれがロッシの方針と同じなのか、もし異なった場合、ヤマハはどうするのか?という点でしょう。この先未来のあるビニャーレスの意見を重視するのか、ヤマハにとって最重要ライダーであるロッシの意見を重視するのか。。

マーべリック・ビニャーレス

「バレンシアで使用したのと同様のエンジンを使用しました。その中で方向性を探っていたんです。このトラックはバレンシアよりもヤマハにとっては難しくて、ここで良いタイムが出せたこと、コンスタントに走行出来たことは嬉しいです。」

「今日のトラックは少し滑りやすかったのですが、M1は極めて良い形で機能してくれました。エンジンの開発の方向性はほとんど決まったと思いますが、まだチェックが必用です。個人的にはエンジンブレーキをより効かせて乗るほうが好きです。自分のライディングスタイルには大きな助けとなるんです。」


「セットアップを明日少し変更したらどうなるか、非常に楽しみですね。もう少しタイムを改善出来るか見てみましょう。電子制御、そしてセットアップをかなり改善出来ると思っています。バイクの動き方が少し変わってきていて、よりコーナーに高速に入ることが出来ているんです。今はよりナチュラルにライディングが出来るので、セッティングを変更する必要があるんですよ。」

「今日はエステバンと一緒に作業が出来たのは良かったですし、彼は本当に穏やかな人間なのでいい形で作業ができます。今日は少しの間トップタイムを記録できていたのも嬉しかったですね。」

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(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)