KTMファクトリーレーシングチームはダカールラリーのステージ1を素晴らしい形で終え、マティアス・ウォークナー、トビー・プライス、サム・サンダーランドらファクトリーライダー3名がトップ10でフィニッシュしました。ルチアーノ・ベナビデスは着実なレース展開で15位となり、ファクトリーサポートを受けるライア・サンズとマリオ・パトラオはそれぞれ31位、36位となりました。

オープニングステージはLimaからPiscoへと向かうものでSSステージは84kmとなりました。スタートはリバース方式で、トップライダー達はスタートをしばらく待つ形となりました。ペルーの暑さ、そして前を走るライダー達が巻き上げた砂塵によってオーバーテイクは困難なものとなりました。

2018年のリタイアを挽回すべく、サム・サンダーランドは初日に素晴らしいパフォーマンスを発揮し5位となりました。これはトップからわずかに3分以内となるもので、既に別のライダーが通ったルートではなく、自らのナビゲーションによってレースを進めました。2017年のチャンピオンである彼は素晴らしい初日を終え、明日のレースを待ち望んでいます。

サム・サンダーランド

「初日の内容には満足しています。バイクは快適ですしペースにも満足です。今日は経験が少ないライダー達がステージを最初にスタートしていますから、注意深く進む必要がありました。数名のトップライダー達はリスクを冒してそのルートを進むことを選択したと思います。でも自分は安全を考えて自分のナビゲーションを信じて進みました。少し時間を失った可能性はありますが、最適な方法だったでしょう。数名のライダーに追いついて、そこでまたタイムを少し失いましたが、そこでリスクは冒しませんでした。まだまだラリーは長いですからね。」


[blogcard url=”https://kininarubikenews.com/archives/26352″]
(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)