横からの映像を見ると前輪が僅かに動いているのがわかりますが、あれでクラッチローがレースを有利に運んだか？と言われると全くそんなことはないでしょう。ルールがこうなっているからではなく、そのルールで何を規制しようとしているのかを考えた上でのペナルティーではなかったため、クラッチローが納得しないのも無理はないでしょう。
13位 カル・クラッチロー
「何よりも素晴らしいレースウィークエンドの準備をしてくれたチームに感謝したいですね。今日は表彰台、もしかしたら2位を獲得出来る走りでした。レーススチュワードによると自分達はジャンプスタートをしたということですが、全くもって自分はそう思いませんね。チームも同じ考えです。自分のバイクのフロントタイヤはグリッドラインを超えていません。このライドスルーペナルティーという判断にガッカリしています。」
「今回のこの判断はフレディー・スペンサー率いるレーススチュワードによるものですけど、これがもし、マルクやロッシ、ドヴィツィオーゾが同じことをしたら、同じ判断をしたのか疑問ですね。しかしペナルティーは受けざるを得ませんから、ライドスルーを実施しました。その後は良いペースでレースを終えました。テキサスではまた良いレースをしたいと思います。」
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（Photo courtesy of michelin）