アルゼンチンGPが終了した時点でのポイントスタンディングです。マルケスが圧倒的なスピードでアルゼンチンGPで優勝、ポイントスタンディングでもトップに立ち、最も得意とするアメリカGPを迎えることになりました。2位はDucatiのドヴィツィオーゾ。アルゼンチンGPではロッシに最後に抜かれなければ、45ポイントでマルケスと同ポイントで並ぶはずでした。

3位はバレンティーノ・ロッシ。アルゼンチンGPでの表彰台で勢いに乗ってアメリカGPを迎えることが出来るかどうかに注目です。4位はアレックス・リンス。今シーズンは安定感ある走りをしているだけに、アルゼンチンGPの予選順位が悔やまれます。5位はダニロ・ペトルッチ。今年はファクトリライダーとしてふさわしい選手であることをアピールする必要があります。

6位にはカル・クラッチロー。ジャンプスタートの判定がなければさらに上位スタンディングであっただけにジャンプスタート判定に納得がいかないのも当然。7位は日本の中上 貴晶。昨年型のRC213Vに乗り換えて好調が続いています。8位はジャック・ミラー。来年Ducatiのファクトリーシートを狙う彼としては、なんとしてもペトルッチを上回る結果が欲しいところです。

9位はアレイシ・エスパルガロ。2戦を終えてこの順位には満足だと語っていましたが、引き続き好調なトレンドが続くでしょうか。10位はポル・エスパルガロ。今年こそは飛躍の年としたいKTMを牽引します。11位は不調が続いているマーべリック・ビニャーレス。カタール、アルゼンチン共にスタート、1周目のペースの改善が見られず、同じ問題をずっと引きずったまま時間だけが経過している印象。

12位、13位はルーキーのファビオ・クアルタラロ、ジョアン・ミル、14位にこちらも不調と不運が続くホルへ・ロレンソ、15位ミゲル・オリヴェイラ、16位フランコ・モルビデッリ、17位アンドレア・イアンノーネ、18位フランセスコ・バグナイア、19位ヨハン・ザルコとなっています。