マルク・マルケスが総合420ポイントを獲得

2019年のチャンピオンシップスタンディングをご紹介する。総合首位はマルク・マルケスで、結局アメリカGP以外は全てのレースで優勝、2位でシーズンを終え総合獲得ポイントは420ポイントとなった。2位のドヴィツィオーゾとの差は151ポイントもあるという完璧なシーズンだった。

アレックス・リンスを退けて3位となったのはマーべリック・ビニャーレス。4位にはスズキのアレックス・リンス。安定感の無さ、予選パフォーマンスの低さがなければ3位獲得は出来たはずだ。5位はルーキーのファビオ・クアルタラロ。ポールポジション6回、表彰台は7回獲得というルーキーらしからぬ活躍を見せた。来年こそは優勝、そしてマルケスとのチャンピオンシップ争いが期待される。

6位ダニーロ・ペトルッチは一時ランキング3位まで上り詰めたが、6位まで順位を下げてシーズンを終えた。7位はバレンティーノ・ロッシ。フランコ・モルビデッリを除くとヤマハ3番手。ヤマハのバイクの戦闘力の問題もあるが、契約終了となる来年前半に結果を出して、2021年以降に繋げることが出来るか。

8位は後半戦に追い上げたジャック・ミラー、9位カル・クラッチロー、10位フランコ・モルビデッリ、11位ポル・エスパルガロ、12位ジョアン・ミル、日本GP以降欠場した中上 貴晶が13位、14位アレイシ・エスパルガロ、15位フランセスコ・バグナイア、16位アンドレア・イアンノーネ、17位ミゲル・オリヴェイラ、18位ヨハン・ザルコ、今年限りで引退を表明したホルへ・ロレンソは19位、20位ティト・ラバト、21位ステファン・ブラドル、22位ミケーレ・ピッロ、23位ハフィズ・シャーリン、24位カレル・アブラハム、25位シルヴァン・ギュントーリ、26位ミカ・カリオとなった。