来年KTMテック3に加入するイケル・レクオーナは、最終戦バレンシアGPで、ミゲル・オリヴェイラの代役として、一足速くMotoGPクラスにデビューすることとなる。
KTMテック3のミゲル・オリヴェイラはシルバーストーンで肩を痛めたままレースを続けていたが、無理をして出場したオーストラリアGPで風に流されてターン1のブレーキングゾーンで転倒。その後マレーシアGPを欠場した。
その後、肩の手術、最終戦バレンシアの欠場が発表され、来年からミゲル・オリヴェイラのチームメイトとなるイケル・レクオーナが代役で出場する。
元々はミゲル・オリヴェイラの転倒はシルバーストーンで、ファクトリーKTMのライダーだったヨハン・ザルコとの接触によるもので、その怪我がここまで長く後を引いているということになる。
イケル・レクオーナにとっては、バレンシアテストまでお預けとなるはずだったMotoGPマシンでの初走行が、いきなり実戦のレースとなるわけで、緊張もあるだろうが、とにかく速くの乗りたい気持ちが強いだろう。
イケル・レクオーナ
「ホームGPでこんなチャンスをいただるなんて誇りに思います。この経験をしっかりと楽しみたいと思いますが、将来のために学びたいと思っています。」
「これらは全てエルベ・ポンシャラルの助けなくして実現しなかったでしょうし、チームオーナーのEitan、自分をライダーとして、人間として成長させてくれたAmerican Racing Teamにも感謝したいと思います。」
「そして来年チームメイトとなるミゲル・オリヴェイラが素早く回復出来ることを願っています。いつもどおりバレンシアで全力を尽くします。」
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(Source: KTM Tech3)
(Photo courtesy of KTM Tech3)