中上 貴晶は日本GPを最後に今シーズンを終了。これはアッセンで痛めた肩をシーズン中に手術することで、来シーズンのシーズン前テストにベストな状態で挑むための判断だ。オーストラリアからはヨハン・ザルコが代役を務めているが、中上は火曜日に肩にメスを入れた。ここからは年内、年明けと手術からの回復とリハビリに専念することになり、2月7日から開催されるセパンテストに万全の体調で挑むことを目指している。

船橋整形外科病院 菅谷 啓之先生

「中上さんの手術を終えましたが、彼は肩の軟骨に酷いダメージを受けていました。ですから損傷していた軟骨を取り除き、最終的な手術結果としては非常に良かったと思います。来シーズンのMotoGPに参戦することが可能でしょう。」

中上 貴晶

「昨日手術をして成功しました。菅谷先生には本当に感謝しています。物理療法が可能になったらすぐにスタートしたいと思います。出来る限り早めに回復したいと思います。今回の手術に対して理解しサポートしてくれた出光、HRC、LCRチームに感謝しています。セパンテストに再び参加するのが待ちきれません。」

(Source: LCR HONDA)

(Photo courtesy of LCR HONDA)