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MotoGP2019アメリカGP ドヴィツィオーゾ4位でチャンピオンシップをリード、ペトルッチは6位で完走

2019 MotoGP第3戦のアメリカズGPが、4月14日に米国テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催された。Mission Winnowドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、このレースで4位に入り、3戦終了時点で合計54ポイントを獲得して、再びチャンピオンシップのリーダーとなった。

予選13番手、5列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、素晴らしいスタートを切って、すぐにポジションをいくつか上げることに成功。その後は、力強いペースでコンスタントに走行し、このレースで3位に入ったプラマック・レーシング・チームのデスモセディチGP19を駆るジャック・ミラーとのギャップを縮め、わずか0.9秒差の4位でフィニッシュラインを通過した。

予選8番手のダニーロ・ペトルッチは、スタートでは出遅れたものの、徐々にポジションを挽回してレース中盤には6番手まで浮上。その後は、後続ライダーとの差を広げ、そのまま6位でチェッカーを受けた。合計30ポイントを獲得したペトルッチは、ライダーズ・ランキング5位をキープしている。

第3戦が終了した時点で、合計57ポイントを獲得したドゥカティは、コンストラクターズ・ランキングで首位に立っている。また、84ポイントを獲得したMission Winnow Ducatiチームも、チーム・ランキングでリーダーとなっている。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #04) 4位

「予選の順位が13番手だったことを考えると、この結果には満足している。あと半周あれば、表彰台を獲得することもできたかもしれない。今日は非常に厳しいレースとなった。レース序盤は、フロントのグリップに苦しんで、トップグループのペースについてゆくことができなかったが、落ち着いて冷静に走ることに集中した。周回を重ねるごとに自信とリズムを取り戻して、レース後半には戦闘力も高まり、ミラーのすぐ後方まで迫ることができた。何人かのライダーがクラッシュしたのもラッキーだった。しかし、限界までプッシュしていれば、これは誰にでも起こることだ。ライダーズおよびコンストラクターズ・ランキングでトップに返り咲くことができた。去年と比較してマシンのフィーリングは良くなったが、手強いライバルが沢山いるので、まだ十分ではない。今後もマシンの熟成を進める必要がある」

ダニーロ・ペトルッチ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #09) 6位

「フリープラクティスで発生したさまざまな問題を考えれば、ここテキサスで6位に入れたことには満足している。もちろん、もっと上位を狙いたいが、今日のレースでも貴重なポイントを獲得して、ランキング5位をキープしている。今日は、長く厳しいレースだった。ドヴィツィオーゾとモルビデリ(フランコ:ヤマハ)に追いついたとき、彼らをオーバーテイクできるかもしれないと思ったが、フロントが何度かロックしたので、リクスが大きすぎると判断した。いずれにしても、レースの結果には満足している。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。ここは得意なサーキットではないが、今日はできる限り最高の結果を出せたと思う。今後は、僕たちにとってより相性の良いサーキットが続くので、次戦のヘレスから始まるヨーロッパ・ラウンドを今から楽しみにしている」

第4戦のスペインGPは、5月3日~5日にヘレス・デ・ラ・フロンテーラで開催される。

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)

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