今回は多くの選手がCOTAのバンプの酷さを口に出していましたが、アレイシは特にストレートでのバンプの危険性を訴えています。今年は一部路面が改修されたということでしたが、特に大きな改善はありませんでした。完全に路面を再舗装しない限り、来年にバンプが解消されるとは思えない状況と言えます。
アレイシ・エスパルガロ
「あのアスファルトは最悪でした。本当にバンピーでコーナーでバンプをどう処理するかが難しかったんです。ただ一番の曲者はストレートで、300km/h以上のスピードで走行しながらですからバイクのコントロールを容易に失う可能性があったんです。本当に危険ですよ。これはMotoGPであって、モトクロスじゃないんです。」
「ニュータイヤの性能を引き出すことが出来なかったというのも問題でした。自分自身も良い調子で、レースペースも悪くありませんでした。自分達にとっては最高のサーキットではないことは理解していました。全力を尽くしてアグレッシブにライディングしましたけど、ニュータイヤの性能を引き出すことが出来ませんでした。ユーズドタイヤであれば常に6番手、7番手のペースだったんです。ただタイムを出そうとした時にかなりポジションを下げてしまったんです。」
(Source: Aprilia)
(Photo courtesy of michelin)