ロッシのQ1同様にQ2でスリックを履くというギャンブルに出たビニャーレスですが、この作戦は失敗。この作戦失敗によりスタート順位を下げる形となりました。11位からではスタート、そして1周目から前の選手を次々と抜いて飛ばしていかないと表彰台獲得は厳しいでしょう。

マーべリック・ビニャーレス

「今日は考えていた戦略どおりに行きませんでした。Q2のスタートでスリックを履いたんですが雨が振り始めてしまったんです。この過程でトラックコンディションが最高の状況だった2周から3周を失ってしまいました。いずれにせよ、今週末は良い作業が出来ています。改善をしようと努力を続けていて、ウェットコンディションでかなりの改善が出来ました。ドライでは常に良い感触で走行出来ています。ル・マンはやはり自分たちに合っていますね。」

「11位からスタートしなければいけないのは事実ですが、表彰台獲得を目指してベストを尽くします。どうやってバイクを操縦するか、どうやってスピードを発揮するか理解出来ていますから自信はあります。バイクは現時点で非常に良いレベルです。まだ改善が必要なエリアがありますが、改善は進んでいます。不可能なことはないんです。明日はプッシュしベストを尽くします。明日はレース前半で特にプッシュしたいと思います。オーバーテイクが重要になりますから。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)