パオロ・チャバッティ「2007年以降の最多表彰台獲得となったが、何かが足りない」

2017年はタイトル争いを期待して加入させたホルへ・ロレンソの代わりにアンドレア・ドヴィツィオーゾが活躍、2018年は契約を打ち切ったロレンソがドヴィツィオーゾと共に活躍、2019年はロレンソの後任として加入させたダニーロ・ペトルッチが後半戦スランプに陥ってしまった。この2019年について、Ducatiファクトリーのスポーティングディレクター、パオロ・チャバッティは何かが足りないと振り返る。


結果はポジティブだったが、何かが足りない

パオロ・チャバッティ

今年は2007年にストーナーがタイトル獲得して以来、最多の表彰台獲得となりました。ドヴィツィオーゾは3年連続でチャンピオンシップ2位という結果はポジティブですが、マルクは数戦を残してタイトルを獲得していました。そのためこの結果には満足していませんし、昨年は優勝7回、一昨年は6回のところ、今年は3回に留まりました。つまり何かが足りないということでしょう。

旋回性について改善の余地あり

来年はGP20が4台で、ミラーとペッコもファクトリーと同一の車両での参戦となります。これは史上初で360度を見渡して開発を進めていきます。Ducatiはトップスピードという強みがありますが、ホンダがスピードに関して接近しています。色々と他の部分も作業が必要ですが、もう少し旋回性は改善したいですね。

ダニーロは前半戦の強さを取り戻せる

「契約更新後にダニーロ・ペトルッチの結果が出なくなったのは偶然でしょう。昨年ホルヘもDucatiから別メーカーに移籍することを決めたあとに優勝しましたし。ダニーロに関しては序盤が良いシーズンでした。表彰台獲得、そしてムジェロでの優勝もありました。ザクセンリンクも良いレースだっと言えると思います。」

夏休みのあとに何かが変わってしまい、ダニーロに前半同様の自信を感じてもらえるよう努力していますが、今のところ成功していません。彼の場合はそのサイズと体重もあって独特なライディングスタイルです。タイヤの摩耗に関して他のライダー以上に苦しむこともあるんです。」

「Ducatiはグリップが低いと元々苦戦しがちなバイクではありますが、ダニーロは表彰台、優勝争いが出来るライダーです。彼はシーズン前半のような状態に戻ることが出来ると信じています。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of michelin)