ホルへ・ロレンソはMotosan.esのインタビューに応じ、体調に関しては既に100%でジムでは今まで以上の重量を上げており、「テストライダーになるのも可能性の1つ」と語った。しかし、「過去18年間出来なかった事をするために時間を使いたい」とも語っていることから、あくまでもリップサービスでテストライダーの可能性が無いわけではないと語っているだけのようにも思える。

ホルへ・ロレンソにテストライダーのオファーを出しているとされるヤマハのリン・ジャービスは、2020年の体制について「日本人チームでもヨーロッパチームでもなく、1つのテストチームが世界中でテストを行うことになる」と語っており、「ヤマハに不足しているのは、グランプリライダーがグランプリトラックでテストするという経験」とも話していた。

今は過去18年間出来なかったことに時間を使いたい

ホルへ・ロレンソ

「リタイアした理由の1つは、自分の自由になる時間を増やしたいというものがありましたので、テストライダーになるというのは可能性の1つとしてありますね。今は過去18年間出来なかったことをするために時間が欲しいんですよ。もしそこまで時間を拘束されないプロジェクトであれば検討はもちろんしますよ。」

「体調は良いですね。過去1年半は怪我に関して言えばキャリアの中で最悪でしたし、自分のトラック上のパフォーマンスに大いに影響していました。今は既に100%の体調です。ジムでも今までで最高の重量を上げていますし、筋肉量も増えています。」

[blogcard url=”https://kininarubikenews.com/archives/39660″]

(Photo courtesy of michelin)