もはや新たな驚きは無いが、当初カレンダーの第3戦、昨日までは4月19日に開幕戦の舞台となる予定だったアルゼンチンGPの延期が決定した。アルゼンチンではは3月7日土曜日に、新型コロナウイルスに感染した64歳の男性が死亡しており、この影響でアルゼンチン政府は全ての国際スポーツイベントの中止を発表していた。

アルゼンチンGPは11月22日に開催

アルゼンチンGPは4月開催から11月開催に変更となり、改定カレンダーでバレンシアGPが開催される予定だった11月22日に開催となる。合わせて11月22日開催予定だったバレンシアGPは1週間ずれ込んで11月29日の開催となるようだ。

これで11月のレースは11月1日のマレーシアGP、11月15日のアメリカGP、11月22日のアルゼンチンGP、11月29日のバレンシアGPとなり、アメリカGPからバレンシアGPは3連戦となる。例年でも10月の日本GP、オーストラリアGP、マレーシアGPはかなり忙しい時期となるが、10月11月と選手、チームにとっては全く気が休まらないシーズンとなる。

なお、今のところ開幕戦は5月3日、ヘレスサーキットで開催されるスペインGPとなる。

FIMの発表

「FIM、IRTA、ドルナスポーツは4月17日から19日にかけて開催予定だったアルゼンチンGPの延期を発表します。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、イベントは今シーズン終盤に再スケジュールされ11月20日から22日にかけて開催されます。これによりバレンシアGPは11月27日から29日の開催となります。アメリカGPの開催日は11月13日から15日のまま変更はありません。MotoGPクラスの開幕戦は5月3日から開催となるスペインGPとなります。」

(Photo courtesy of michelin)