フランスのル・マンで行われたCEV RepsolniのMoto3クラスは、いつも通り接戦が展開されました。特に最終ラップは手に汗握る展開となり、López選手はFoggia選手のミスにより嬉しい初優勝を飾っています。また、今回のレースもいつものようにフルレースがYoutubeにアップされていますので、白熱のレースをじっくりと楽しむことが可能です。
Moto3ジュニア世界選手権は、今回MotoGP世界選手権フランスGPと併催され、Alonso López (Junior Team Estrella Galicia 0,0) が初優勝を決めた。彼は2位のDennis Foggia (Junior Team VR46 Drivers Academy) とのスリリングなレースを制し、3位にはチームメイトでポイントスタンディングで1位のJeremy Alcoba (Junior Team Estrella Galicia 0,0)が入った。
ウェットで行われた予選セッションを含む難しいレースウィークの中、レースはドライコンディションで行われた。こうした予選コンディションによりDennis Foggiaは18位からのスタート、Jaume Masiáは11位からのスタートとなった。
ポールポジションからスタートしたMarkar Yurchenko (Reale Avintia Academy)がSomkiat Chantra、Jeremy Alcoba、Aarón Polanco、Alonso Lópezなど多くのライバルを引き連れてレースをリード。数ラップの後にレースは2つのグループに別れる展開となる。もう1つのグループにはSergio García、Vicente Pérez、小椋藍、國井勇輝が加わった、
レース中盤にMarkar Yurchenkoがサスペンションの問題によってトップ争いから脱落、Jaume MasiáがDennis Foggiaを引き連れてレースをリードする展開となり、その後にはAlonso Lópezと、最終ラップで優勝争いに加わったJeremy Alcobaが続いた。
最終ラップではDennis FoggiaがJaume Masiáを交わしてトップに立つ。Jaume Masiáはこれに応戦しようとする中で転倒。Dennis Foggiaは最終コーナーでミスをするまでレースをリードするが、このスキをつく形でAlonso Lópezが初優勝を飾った。Dennis FoggiaはJeremy Alcobaの前でゴールし、2位を獲得した。
2戦を終えて、ポイントスタンディングではアルバセテを制したJeremy Alcoba (Junior Team Estrella Galicia 0,0)が総合41ポイントでトップ、2位は総合33ポイントのDennis Foggia (Junior Team VR46 Drivers Academy)となっており、3位は総合25ポイントを獲得しているAlonso López (Junior Team Star Galicia 0.0)だ。
FIM CEV Repsolの第3戦はバルセロナのカタルーニャ・サーキットにて6月17日と18日に行なわれる。
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