
2026年FIMスーパーバイク世界選手権の開幕を目前に控え、bimota by Kawasaki Racing Team(BbKRT)は2月16日・17日の両日、オーストラリアのフィリップアイランド・グランプリ・サーキットで最終プレシーズンテストに臨む。アレックス・ロウズとアクセル・バッサーニにとって、予選と選手権ポイントを懸けた戦いが始まる前の最後の走行機会となる。
全長4.445kmの高速かつ起伏に富んだ“PI”は、シーズンでも特別な存在だ。欧州での冬季テストは悪天候の影響を受け、十分な走行距離を稼げなかっただけに、安定したドライコンディションがチームにとって最大の願いとなる。
カワサキエンジンを搭載するbimota KB998 Riminiにとっては、WorldSBK参戦2年目。ロウズとバッサーニはすでに同地での経験を持つ。テストは専用セッション4回、計8時間が予定されており、開幕戦(2月20〜22日)直前の重要な仕上げとなる。
アレックス・ロウズ
「まずは天候が大きく崩れないことを願っています。ここまで思ったほど周回を重ねられなかったので、いよいよシーズンが始まることにワクワクしています。テストの最初の目的は走行距離を稼ぐことです。昨年末のヘレスでいくつかセットアップを試し、良いフィーリングを得ましたが、それを試せたのはヘレスだけでした。フィリップアイランドでも機能するかをしっかり確認したいです。ここでは他のラウンドより硬いタイヤを使いますし、レイアウトも独特です」
アクセル・バッサーニ
「月曜と火曜の2日間テストは非常に重要です。欧州の冬季テストでは天候に恵まれず、あまり走れませんでした。やるべきことは多いですが、まずはバイクを理解し、どの方向でセットアップを進めるかを見極めたいです。クルーチーフのウリと本格的に作業できるのも楽しみです。初日は基礎を確認し、その後に良い方向へ進めていきます」
ギム・ロダ(チームマネージャー)
「フィリップアイランドでの2日間は、開幕戦に向けた最適なセットアップを作る重要な機会です。2025年を通じた開発の成果をこのコースで確認したいと考えています。開幕直前ということもあり、各ライダーはラップタイムにも集中します。ただし気温変化によってテスト内容がそのままレース週末に活きるとは限りません。開発とレースセットアップを混同しないよう、慎重に進めます」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。