
安定してトップ8獲得が目標
フェルナンデスにとって今季初戦は確かな手応えを得る一戦となった。かつてのバレンシアでの好走を思い起こさせる内容で、マルコ・ベッツェッキとの差を詰めようと果敢に挑んだが、終盤はリアタイヤの摩耗が響いた。特にストレートでのスピンに苦しみ、ベッツェッキやペドロ・アコスタが終盤に向けてタイヤを温存できていた状況との差を痛感したという。それでもバイクのフィーリングは良好で、難しい局面でも冷静にレースを組み立てられた点に自身の成長を見出す。チームを率いるダヴィデ・ブリビオの下で組織は機能し始め、ピット内の雰囲気も大きく改善した。タイトル争いについては慎重な姿勢を崩さず、まずは安定してトップ8を積み重ねることを目標に掲げる。
表彰台を争った充実のレース
ラウル・フェルナンデス
「自分にとって素晴らしいレースでした。バレンシアの2位のように良いレースができると感じていました。マルコ・ベッツェッキとの差を縮めようとしていましたが、リアタイヤの摩耗が特にストレートで大きいと感じていました。最後の数周でマルコ、ペドロのほうがリアタイヤを温存できていたようですので、ストレートでかなりスピンを感じていました。バイクのフィーリングは良くて素晴らしいシーズンスタートです。自分自身も難しい状況の中で落ち着いてレース運びが出来ていたので成長を感じています。ボックスの作業も素晴らしかったと思います。マルコとの差、ペドロのタイヤ温存などまだまだ自分達の改善点は大きいですね。」
タイトル争いへの現実的な視点
「スピードはあると感じていますが、タイトル候補には入らないと考えています。シーズンを通じてトップ8を常に獲得できるようにしたいと考えています。難しいレースもかならずあると思っていますが、可能性があれば挑戦していきます。ダヴィデ・ブリビオのおかげでチームが素晴らしい形で機能していると感じています。今まではチームの皆がハッピーに作業できていませんでしたが、今は皆がハッピーに仕事をしています。Ducati、マルコ、ペドロの走りが素晴らしいこともありますが、まだ自分達のレベルはそこに到達していません。ただ、望むようなライディングを出来ているとは思います。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。