現世界チャンピオンのマルク・マルケス(Ducati Lenovo Team)が、MotoGP復帰後2戦目の週末で再び勝利を挙げ、ハンガリーでの100%勝率を維持した。ポールポジションからスタートすると、そのままトップを譲ることなくスプリントレースを制覇。2位にはペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Factory Racing)、3位にはランキング首位のマルコ・ベッツェッキ(Aprilia Racing)が入り、ベッツェッキは総合リードを20ポイントに広げた。

レース序盤:ベッツェッキが好スタート
スタートでホールショットを決めたマルケスは、アコスタを従えてオープニングラップをリード。一方、ランキング首位のベッツェッキはグリッド6番手から3番手までポジションを上げた。
フェルミン・アルデゲルはベッツェッキを攻略しようと積極的に攻めたが、決定的なオーバーテイクのチャンスを見出せなかった。2周目にはホルヘ・マルティン(Aprilia Racing)がターン9でディオゴ・モレイラ(LCR Honda)を抜こうとしてブレーキングミスを犯しコースアウト。しかし十分にタイムを失ったため、ペナルティは科されなかった。
中盤の攻防:アルデゲルとマルティンの追い上げ
3周目、アルデゲルはターン9でフロントを大きく滑らせながらも転倒を回避したが、その影響でラウル・フェルナンデス(SuperFile Trackhouse MotoGP Team)の後ろとなる5番手まで後退した。
さらに2周後、同じターン9でマルティンは再びモレイラに仕掛け、今度はオーバーテイクに成功。2024年王者は6番手へ浮上した。
その頃、マルケスはすでにアコスタに対して約2秒のリードを築き、レース主導権を完全に握っていた。
終盤:ベッツェッキが表彰台を死守
残り3周となった時点では、3位争いが白熱。ベッツェッキはフェルナンデスのプレッシャーを受け続けていたが、ポジションを守り切った。一方のフェルナンデスにはトラックリミット警告が出されていた。
アルデゲルはフェルナンデスを追いかけたものの、ターン5のブレーキングで突っ込み過ぎてコースアウト。最終的に5位でフィニッシュしたが、それでも今季スプリントでの自己最高順位となった。
マルケスがスプリント18勝目を達成
マルケスは終始余裕のある走りを見せ、そのまま独走で優勝。キャリア18勝目となるスプリント勝利を挙げ、スプリント最多勝記録でホルヘ・マルティンに並んだ。
アコスタは2位で9ポイントを獲得。ベッツェッキは今季2度目のスプリント表彰台となる3位を確保した。
MotoGPスプリント結果(上位)
- マルク・マルケス(Ducati Lenovo Team)
- ペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Factory Racing)
- マルコ・ベッツェッキ(Aprilia Racing)
- ラウル・フェルナンデス(SuperFile Trackhouse MotoGP Team)
- フェルミン・アルデゲル
- ホルヘ・マルティン
- ディオゴ・モレイラ
- エネア・バスティアニーニ(Red Bull KTM Tech3)
- フランチェスコ・バニャイア
- ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。