
独走の裏のタイヤ管理と冷静な自己制御
前日の失敗を踏まえ、ベッツェッキは内容面で確かな前進を示したレースだったと振り返る。ミディアムのリアタイヤでロングランに挑み、スタート直後から主導権を握りながら後続との差を築き、激しいリアの消耗が求められる路面状況の中で慎重にペースをコントロールした。単独走行という難しい状況下でも集中力を保ち、タイヤ温度の上昇を抑えつつプッシュを続ける繊細なマネジメントが問われた一戦だったという。冬の間にアプリリアが積み重ねた改良にも手応えを感じつつ、まだ1戦を終えた段階に過ぎないと冷静さを崩さない。着実な積み重ねを続ける姿勢こそが、今季を戦い抜く鍵になると見据えている。
レース内容とタイヤマネジメントの手応え
マルコ・ベッツェッキ
「昨日のミスがあったので今日のレース内容は良かったです。ミディアムリアはロングレースでは良い走りができると思っていましたが簡単なレースではありませんでした。フロントからスタートしてギャップを後続に対して作ってタイヤをコントロールしながら走っていました。ここはリアタイヤの消耗が激しいですから。全体を通じて良いフィーリングでしたし、チームの作業に感謝しています。」
アプリリアの進歩と今後への姿勢
「冬にアプリリアが素晴らしい仕事をしてくれましたし多くの素晴らしいアイテムがもたらされました。とは言えまだ1つのレースを終えた段階ですので、自分達はしっかりと落ち着いていきたいと思います。毎週末に良い作業を続けることを考えていきたいです。」
スプリントとの違いと戦略的アプローチ
「今日はタイヤマネジメントが異なりましたから、スプリントとは戦略が異なります。でもスタートからできるだけプッシュしていこうと思っていました。その中で1周はリードしていこうと思っていましたし、ギャップを作っていこうともしていました。ただこのトラックではタイヤの温度が一度上がった後にタイヤ温度を下げるのは不可能に近いので、プッシュしつつもリアをあまり温度を上げずに走るのは簡単ではありませんでした。」
単独走行下での集中力維持
「後続との差がある状況でしたが、簡単に集中力を失う可能性もある状況でした。1人で走行しているとミスをするのは容易なんです。できるだけレースをマネジメントしていこうと思っていました。タイヤを温存しようと思いつつ、ミスをしないよう集中していましたね。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。