Q2で転倒、肩の間接を痛めたリンスは今日のレースは欠場するものの、リハビリを行い来週末のレースへの出場を考えているようだ。今シーズンは11月までに13戦を消化する過密スケジュールのため、怪我による欠場で複数戦の欠場に繋がる。仮に来週レースに出場出来たとしても、どんなに早くとも9月ごろまで本調子でのレースは不可能だろう。
今週末のレースは棄権するものの、来週末は参戦を目指す
アレックス・リンス
「残念ながら今日レースに参加するのは不可能です。今週はバイクのフィーリングが最初から良かったので本当に残念です。しかし今は出来る限り早く回復することを優先すべきです。来週はドクターがリハビリの助けをしてくれますし、強力な痛み止めも処方してもらっています。来週レースに参加出来ることを願っています。」
ダヴィデ・ブリビオ
「アレックスがレース出来ないのは本当に残念です。良い結果が得られると感じていましたし、アレックスのペースも優れていました。今シーズンはシーズンが短いですからリカバリーが非常に難しいでしょう。今週はレースに参加出来ませんが、来週はなんとかレースに参加出来ることを願っています。」
MotoGP外傷専門外科医 シャビエル・ミル
「転倒の後にアレックスはMRIスキャンを受けました。これによって肩の筋肉と腱の損傷が確認され、骨折もしています。さらには肩の回旋筋も痛めています。これはかなり長期間の治療が必要な怪我と言えます。」
「この怪我による手術は必要ありませんが、浮腫を小さくするための磁気療法を開始します。同時に来週レースに挑むために、電気刺激を用いたリハビリを行うことになります。いずれにしても今日のレースは不可能ということで互いに納得しています。また、Dr.シャルテが強力な鎮痛剤を処方しています。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of suzuki-racing)