アルベルト・プーチ「マルクとRC213Vの組み合わせのレベルは、周囲のライダーとは桁違い」

マルク・マルケス

スペインGPではコースアウトから圧倒的なスピードで2位争いにまで順位を回復したマルク・マルケス。今週末のアンダルシアGPにも復帰するのかと噂されているが、レプソル・ホンダのアルベルト・プーチは、マルクが見せた圧倒的な走りについて、マルクは改めてその速さを証明したと語る。

スペインGPで表彰台を獲得した上位3選手とマルクの走りを比較すると、マルクがコースアウトしたのが5周目で、プーチの言うように集中力を取り戻し、元のペースで走行を開始するのに5周目、6周目と2周を必要としていることがわかる。9周目に、10周目に一旦ペースが落ちているものの、11周目からはまさに怒涛の追い上げと言える。特に2位のマーべリック・ビニャーレスとの差は14周目以降は約1秒ある周回もあり、あのまま転倒しなければ間違いなく2位は獲得していたはずだ。

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今シーズンは各ラウンドが接近しているため、怪我による欠場は多くのポイントを失うことになる。今週末無理をして復帰しても、仮に5位以内で完走出来ればチャンピオンシップにおけるダメージは最小限で済むが、チームとしてそこまで無理をさせるかどうかは不明だ。

マルクは尋常ならざる走りを披露した

アルベルト・プーチ

マルクの決勝日の戦略は良いスタートからフロントでレースをリードすることでした。しかし転倒しそうになり、後方からレースをすることになりました。ランオフしてから彼が集中を取り戻すのに2周が必要でしたが、彼が前をいくライダー達に追いつこうとしていることは明らかでした。レースが残り4周か5周あったとしたら、彼はファビオ・クアルタラロも捉えていたはずです。

HRCはマルクがどれだけ素晴らしいライダーか把握していますが、今日彼は再びそれを周囲に証明したのです。不運にもマルクは腕を骨折しましたが、怪我を治した後に彼は再び優勝を目指すでしょう。彼は今回のレースで尋常ならざる走りを披露しました。彼が後悔することは何もありませんし、チームは彼の走りを称賛しています。
マルク・マルケス
「チームのライダーが怪我をしたということはネガティブでしかありませんが、誰もがマルクの速さを目にしたでしょうし、そのレベルがいかに桁違いか理解したはずです。カタールテストでは周囲が彼のレベルに疑問を抱いていましたが、今回のレースで彼の速さに関してはなんの疑いもないことが明らかになったでしょう。彼とRC213Vの組み合わせのレベルは、周囲のライダーとは全く桁違いなんですよ。
マルク・マルケス

(Photo courtesy of michelin)