ニッキー・ヘイデン選手の兄であるトミー・ヘイデンが、一家を代表して声明を出していますのでご紹介させていただきます。
トミー・ヘイデンが、弟であり、2006年のMotoGPチャンピオンであるニッキー・ヘイデンの死に際して声明を発表している。
トミー・ヘイデン
「ヘイデン一家とニッキーのフィアンセであるジャッキーの代わりに、暖かいメッセージを送って下さった皆さんに感謝を述べたいと思います。ニッキーが多くの人の人生に、こんなにもポジティブに関わっていた事を知ることが出来たのは、大きな慰めとなります。」
「今は非常に悲しい時ですが、皆さんにはどうか、モーターサイクルに乗っていた最高の瞬間のニッキーを覚えていて欲しいと思います。彼は子供の頃にプロライダーになるという夢を持っていましたが、それを叶えただけでなく、彼が選んだスポーツの最高峰である世界チャンピオンになりました。私たちは彼の事を本当に誇りに思います。」
「こうしたレーサーとしての彼の思い出とは別に、私たち家族の心の中には、ニッキーがケンタッキーの家で過ごした素晴らしい思い出があります。私たちは本当に彼がいなくなってしまって寂しいです。また、同時に病院の皆さんの素晴らしいサポートにも深く感謝を申し上げます。彼らは非常に献身的に接してくれました。あと数日で、ニッキーを家に迎える事が出来る事を願っています。」
(Photo courtesy of nickyhayden.com)