ドヴィツィオーゾは2020年でDucatiとの契約を終了
FP4開始前に衝撃的なニュースが飛び込んで来た。ドヴィツィオーゾのマネージャーであるシモーネ・バティステッラが明らかにした内容によると、ドヴィツィオーゾ側からDucatiに対して2020年以降の契約更新はしないと伝えたという。
昨日時点でDucatiのダヴィデ・タルドッツィが、ドヴィツィオーゾとの契約交渉はオーストリアの2戦以降になると話していたが、これに対してドヴィツィオーゾ側から先に交渉を終了させたということになる。
シモーネ・バティステッラ
「ドヴィツィオーゾとDucatiが今後も共にMotoGPに参戦する未来はなくなりました。ドヴィツィオーゾは既にDucatiと契約更新をしないと決断しており、今はより落ち着いています。ドヴィツィオーゾは現在いずれのMotoGPチームとも交渉を行っていませんが、2020年以降もMotoGPに参戦する予定です。」
ドヴィツィオーゾとDucatiの契約更新については、新型コロナウイルスの影響、ドヴィツィオーゾのパフォーマンスに対する評価が低いことから、Ducatiから大幅に契約金を引き下げた契約更新オファーがされたとされている。ドヴィツィオーゾとジジ・ダッリーニャのバイク開発方針に対する意見の食い違い、契約金の内容などから、ドヴィツィオーゾ側からDucatiに先に契約更新はしないと突きつけた形だ。
ドヴィツィオーゾの後釜が誰になるのか様々な噂が加速していくことになるが、現在Pramacで高いパフォーマンスを発揮しているフランセスコ・バグナイアの名前の他に、ヨハン・ザルコ、現在ヤマハテストライダーのホルへ・ロレンソの名前も出ている。ドヴィツィオーゾに関しては2021年にMotoGPに参戦する場合、ファクトリーシートはアプリリアしか空きがない状態だ。
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of michelin)